関西旅行
夏休みを利用して、大阪を拠点に神戸と京都にも行ってきました。
日本中どこでもそうなんだろうけど、所謂観光名所と言われている場所は今外国人観光客がとても多い。
伏見稲荷大社にも行ったけど、ここが特にすごかった。
鳥居の中は人が列をなして渋滞していて、この先にトイストーリーマニアがあるのか?って突っ込みたくなる緩慢なスピードで列が進んでいく。
外国人観光客の多さを肌で感じました。
そんな中、今回の旅行で一番良かったのは鴨川神社だった。
ちょうどみたらし祭りの時期で、狭い砂利道の参道の左右にひしめくように出店が並んでいて、古き良き日本の夏祭りの雰囲気。
日が沈む前の時間帯だったからか参拝客の数に対して出店がやたら多くて、たぬきに化かされてるかのような不思議な気持ちになった。
みたらし祭りは神社の敷地内を流れる清流(御手洗池)に靴を脱いで順に入っていくという子供喜ぶこと間違いなしのアトラクション型の祭事で、次の予定も詰まっていたけど、夫とこれはやるしかないと。
夏だけどさすがきんきんに冷えた水に入って燭台にろうそくを灯して水から上がる。
そこで盃に入った神水を頂くんだけど、袴を着た係の人が「はい、ゆっくり、ゆっくり飲み干してくださ〜い!」と半ギレと言ってもいい迫力で繰り返していたのが印象的だった。その勢いで言われると逆に急かされてる気持ちになる。過去に神水の早飲みで事故でもあったんだろうか。
水に入るときには長ズボンのジーパンを膝まで捲り上げてたけど、捲り上げてたところがまとめて濡れたので結局膝から下がびしょびしょになって、その後の納涼床で膝下を乾かすことになりました。でも楽しかった。
観光客だけでなく地元民らしき人も多くて、彼らと少しだけ非日常を共有できたようで、得した気分になったのだった。
京都の町は、そこで学生生活を過ごした人たちが学生生活の様子を小説や歌にしている。
観光資源も多いし観光客ももちろんいるけど、そこに暮らす人々の息遣いを感じられる町で、ここで学生生活を過ごしたら確かに懐かしまずにはいられない日々になるだろうなと思った。
京都には是非また訪れてもう少し色々な場所を探険したい。